食品ロスって知っていますか? ~食品ロスを減らすために~

食品ロスをクリーンむさしのを推進する会の学習会「食品ロス?もったいない!捨てる前に考えよう!」に行ってきました。

食べ残したり使い切れずに捨ててしまう食料、お米に換算すると1日におにぎりを2個ずつ捨てていることになります。このように、食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。日本における食品ロスは、年間約632万トンと推計され、これは全世界の食料援助量の約2倍になります。

武蔵野市では、毎年ごみ組成分析をしています。平成27年度の調査では、市民から出た家庭ごみ(燃やすごみ)のうち、食品関係の生ごみが4割以上占めていました。そのうちの14.3%は手つかずで、袋に入ったままのきれいな食品とのことで驚きました。

買い過ぎや食べ残し、食品の消費・賞味期限を切らして捨ててしまうのはもったいないことです。人参も皮付きのまま調理したり、大根の皮をきんぴらや、ブロッコリーの茎もかたいところを取り除いてゆでると美味しく食べられます。

また、賞味期限とは「おいしく食べることができる」期限なので、賞味期限を過ぎてしまっても食べられます。これに対し、消費期限は「期限を過ぎたら食べないほうがいい」期限なので、注意しましょう。

買い物の前に、冷蔵庫内の在庫をチェックして計画的に購入することは、ごみ減量につながると再認識しました。