岩本裕子さん講演会「アメリカ社会とBLM(ブラック・ライブズ・マター)〜黒人女性史の視点から」

アメリカ社会とBLM(ブラック・ライブズ・マター)〜黒人女性史の視点から クリックしてpdfでご覧いただけます。

5月、コロナ禍のアメリカであまりにも理不尽な事件が起こりました。ミネソタ州ミネアポリスに住む黒人のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが、白人警官に膝で首を圧迫され、「息ができない(I can’t breathe)」と訴えながら窒息死した事件です。

この現場の動画はSNSで瞬く間に世界中で共有され、抗議活動がアメリカのみならず、ヨーロッパや東アジア、中東を含む世界中の国や地域でも起こりました。日本でも小規模ながらデモによる抗議活動が行われ(東京、名古屋、大阪、新潟)これにより不十分ではありますが、この国の人種差別の実態が話題にはなりました。しかし、ここ日本では「人種差別問題」は、無いことにされ、人口に膾炙することも稀です。

また、全米オープンテニスでは、「黒人女性」であることを表明している、大坂なおみさんが「多くの人にこの問題を知ってほしい」と、警官に射殺された黒人被害者らの名前の入った黒いマスクを試合ごとに日替わりで着用し、話題になりました。

11月3日に行われるアメリカ大統領選挙では、民主党が政権を奪還すると「黒人女性」の副大統領カマラ・ハリスさんが誕生することになります。

そこで、『物語 アメリカ黒人女性史(1619-2013) -絶望から希望へ』(明石書店刊)の著者 岩本裕子さんに、アメリカの黒人(特にその中でも特に過酷な状況に置かれている女性達)がどのように差別に向き合い、克服しようとしてきたのかをお聞きします。


「アメリカ社会とBLM(ブラック・ライブズ・マター)〜黒人女性史の視点から」
むさしの市民平和月間2020参加企画

日時:11月14日(土)14:00〜15:30
場所:武蔵野公会堂第1・第2会議室(吉祥寺駅南口下車徒歩3分)
講師:岩本裕子さん(浦和大学教授)
定員:50名(要事前申し込み、先着順
申し込み:こちらの「お問い合わせフォーム」からお申込みください。①講演名氏名(フリガナ)電話番号を明記してください。
参加費:資料代として500円
主催:BLMを考える会(0422-36-3767)
問い合わせ:musashino@seikatsusha.net 電話:0422-36-3767(留守番電話にメッセージを残してください)

*当日はマスクなどの新型コロナウィルス感染症対策をお願いします。


「アメリカ社会とBLM(ブラック・ライブズ・マター)〜黒人女性史の視点から」のチラシはこちら