水曜カフェ ~身近な人の戦争体験を共有しよう~ 

今年も、むさしの市民平和月間のイベントの一つとして「身近なひとから聞いた戦争体験」を11月9日、水曜カフェの中で共有しました。

今、人種差別などヘイトスピーチをする政治家を国民が選び、その国民や世界にまで影響を与えています。どうしたら平和な暮らしを守り、だれの命も大切にされる社会をつくれるのでしょうか?

むさしの市民平和月間イベント 寒く絵も元気!エイサーの演奏

むさしの市民平和月間イベント 寒くても元気!エイサーの演奏

「教師だった母が教え子を連れて、陸軍専用の防空壕へ行き、必死に頼みこんで中に入れてもらい、命が助かった」「軍医である義父がビルマ戦線の記録を歌集に残した。」「戦争で人格が変わってしまった亡き父。戦争がなければ・・・。」「敗戦の年に生まれたので、戦争は嫌い。平和を祈りながら活動している。」「父は背が低く体が弱かったので、兵隊になることを免れたが、爆弾のかけらや肉片の片付けをさせられていた。」その他、親子で戦火を逃げながら食糧不足で苦しかった暮らしなど、9人の参加者がそれぞれの身内の戦争体験を語り合い、参加者一人ひとりが共有しました。

戦争体験は様々。日頃話す機会のない体験談を、次の世代へ語り継いでいくことの大切さを感じました。

※水曜カフェ・・・

毎週水曜日13時~15時 武蔵野・生活者ネットワーク事務所で開催しています。参加費100円(挽きたてコーヒー・お茶・お菓子付き) 武蔵野・生活者ネットワークが所属している生活クラブ運動グループ地域協議会の主催です。