武蔵野ネットのSSWヒアリングは毎年実施していきます!
武蔵野ネットが提案したスクールソーシャルワーカー(SSW)は、6年前から配属されています。要望が実現し、今年度からSSWが1名増え、支援の拡がりの確認をしました。
2名になったことで、週1回半日出向されている中学校が6校すべてに在籍されることとなりました(東部と西部と分けて1名が3校を対応)。生徒の授業や学校での過ごし方を見ながら、気になる子への声かけや、中学校の地域の家庭訪問、学校での面談もされています。
議会でも、スーパーバイザー(アドバイスができる専門家)の必要性も提案していました。今年からスーパーバイザー的な関わりのある、東京学芸大学 橋本教授に研修を受けられる機会が設けられました。
発達障害の早期発見・早期対応で軽減することから、市民の関心も高まり、教育支援センターへの相談も増えています。
生徒の学力や、保護者の教育への関心も高い武蔵野市ですが、家庭のあり方は様々。子どもに丁寧な対応が困難な家庭もあります。複数のSSWが小・中学校へ派遣、配属されたことで、さらに支援が拡がります。子ども食堂や学習支援など市民活動もが拡がっています。今後もSSWと連携して、支援の輪を拡げられることを期待します。
※スクールソーシャルワーカー(SSW)・・・社会福祉や精神保健福祉のプロが担う事が多いため、子どもと向き合うだけではなく、家庭や行政、福祉施設など外部機関と連携しながら、子どもを取り巻く環境を調整しています。