「外環早わかり」学習会においでください。
「外環」、「外環の2」の現在の状況を
10月21日(水)14:00~ 武蔵野・生活者ネットワーク事務所 水曜カフェの中で吉祥寺南町在住の西村さんと確認します。
東京外かく環状道路は都心から約15kmの圏域を環状に連絡する延長約85kmの道路で、首都圏の渋滞緩和、環境改善や円滑な交通ネットワークを実現するのが目的とされ、1966年に都市計画決定されています。
「外環の2」とは、「外環本線」の高架式高速道路が作られることを前提として、その高架下部分の「死に地」の一部を有効利用すべく計画された地上部道路(目白通りから東八道路までの約9km)です。
「外環の2」は、「外環本線」と同時に都市計画決定がされたものの、住民の激しい反対運動を受けたことなどにより長期間にわたり事業化されないまま放置されていました。1990年代に入り、「外環本線」建設の動きが再燃、住民の立ち退きの負担を軽減するために、東京都は、平成19年に「外環本線」の地下式への変更決定をしました。
しかし、東京都は、その後も、「外環の2」計画を廃止せず、むしろこれを将来事業化する態度を表明しています。本線が地下に変更されたのであれば、外環ノ2は不要のはず。そのため、廃止を含めてどうすべきかの話し合いの会が住民と国、都が話し合っているさなかに、近隣自治体で地上部分の工費が進められ、2014年12月には武蔵野市議会で「外環道路工事への情報公開と不安解消、慎重な事業を求める意見書」が可決されています。