「こども食堂」が武蔵野市でもオープン
日本の子どもは、6人に1人が貧困状態といわれ、貧困率16.3%と過去最悪を記録しています。社会状況が大きく変わり、弱者である子どもたちにしわ寄せがきています。このような中、食事は一日1食、給食だけという子どもが武蔵野市にもいます。親は仕事に忙しく、一人で食べる「孤食」の子や、500円玉を握りしめ、コンビニ弁当を買い公園で食べている子ども、カップ麺やお菓子を夕食にする子どもも増えています。
栄養バランスの取れた彩り豊かな温かい食事を、地域の中でおなか一杯食べることが幸せだと気づいてもらうことが「子ども食堂」の目的の一つで、豊島区や練馬区ではじまっています。武蔵野市ではNPO法人ワーカーズどんぐりが立ち上げに向けて準備を進めています。子どもを社会の真ん中に位置づけ、どのような状況にある子どもも見逃さない、家庭での子育てを応援する、「子ども食堂」にご注目下さい。