「原発」都民投票条例制定に向けて

直接民主主義のしくみを活かそう

 生活者ネットワークでは政策として住民投票条例の制定を掲げています。これまでも学習会や、住民投票を実現できた自治体の視察などを重ねてきました。(今井一さんの学習会、吉野川河口堰の視察など)
 多くの市民により支えられた「原発」都民投票条例制定を求める直接請求の署名活動は、まさに「大事なことは市民が決める」ものです。
 5月10日みんなの願いがこもった署名簿を都庁の石原慎太郎都知事に手渡すセレモニーに参加してきました。残念ながら都知事ではなく担当職員の方に請求代表人が手渡していました。小さなお子さん連れのお母さんやお父さん、若者、背広のサラリーマン、ご年配の方など、その場に集まった人々はこれまでのどんな集会よりも多様な人々の集まりでした。セレモニーの後、新緑の西口中央公園まで、雨の中みんなでアピールしながら歩きました。

 条例の都議会での審議日程はまだ未定です。知事の否定的な発言に現れているように、今のところ否決される見通しが高いので、多くの人々が審議を傍聴したり、各自治体の都議会議員に働きかけて条例制定につなげていきましょう。