「6つの中学 ワイワイ話そう交流会」を開きました

 武蔵野ネットでは、ワイワイ交流会という中学生の保護者の方々とおしゃべりをする会を毎年行っています。

 今年は「中学校給食・部活・公立中高一貫校」のテーマで行いました。
 中学生にとっては心身の発達にも大切な部活において、学級数の減少により先生が減り、顧問の引き受け手がなく廃部に追い込まれる部活が出てきています。そのため、武蔵野市では部活動が要因の就学学校の指定の変更も認めるようになりました。また、顧問の先生に対する予算が少なく、休日4時間の活動で1600円と聞き、その安さに驚きました。
 今までもクラスの半分が中学受験をする武蔵野市ですが、2010年度から生徒達が受験を希望する周辺の高校が、軒並み中高一貫校に変わってしまいます。
 小学生が受験することについて、特に男の子に関しては精神的な成熟度に差があるため失敗するとその後の学生生活に影響があると参加された塾講師からお聞きしました。
 中学入試の主体は保護者です。受験業界というのは不安を駆り立てるのが上手で保護者の惑いや憂いに漬け込み受験熱をあおってきます。 
 公教育の充実を求めてきた生活者ネットワークとしては、今後も少人数学級の実現や都立高校改革の検証を東京都の教育委員会に対し求めていきます。