地球温暖化対策と子ども達の学びを保障するために

6月の一般質問から

平成19年度 第二回定例会で一般質問を行いました。
今回の一般質問は4月に行われた統一地方選挙で市民の皆さまから提案された意見をまとめ、調査活動を行い質問に結び付けました。地球温暖化をストップさせるための仕組みづくりとコミュニティーカフェ、子ども達の学びの場を保障するための観点から大きく3つの項目について質問しました。

Q、地球温暖化対策としての50対50ルール(フィフティ・フィフティ)をコミセンや市の公共施設・学校・保育園・幼稚園などで導入することの可能性について。
武蔵野市の環境基本計画の中でもフィフティー・フィフティーについては研究を進めるとあり市民の意見の中にも導入を求める声があります。
A,フィフティー・フィフティーは十分理解し評価しているが、そのまま導入することは難しい。しかしコンセプトを活かしつつ形をかえて取り入れることは考えられる。

Q, 公共施設から自販機をなくすことが地球温暖化対策への気付きとなる。一ヶ月あたりの電気代が6000月ほどかかる自販機の代わりとして地域の現状にあったコミュニティカフェを立ち上げてはどうか。
A、公共施設から全ての自販機をすぐになくすことは出来ないが、
自販機導入についてはガイドラインを定めたい。

Q、千川・大野田小学校のオープンスペースとは子どもたちの自主的な学びをサポートするため先生方が学級を離れて連携しやすく、学級や担任という制度に妨げられずに展開できる環境として設けられた空間。しかし、それが十分に活かしきれていない現状や、隣の教室がうるさくて授業に集中できない、気が散る、との意見がある。検証のために子ども・教諭・保護者にアンケートをとり判断する必要があると思うが。

A、オープンスペースについてはまだまだ十分に活用されているとはいえない。これからもオープンスペースを活かす工夫と知恵が必要だ。今後、小中学校の改築や建てかえなどの折は当事者にアンケートすることを考えたい。

今回の一般質問はおおむね行政側から前向きの回答が得られました。今後は引き続き調査活動をおこないながら、今回の質問に継続的に関わり、解決に向けて取り組んでいきます。
詳しい内容はインターネット中継録画をご覧下さい。