想像してみてください…世界では1日に830人もの女性が命を落としています。

想像してみてください。電車も、バスもなく、一番近い診療所まで、でこぼこ道を歩いて4時間もかかる村に住み、自分の意思で行くことすら許されず、妊娠・出産に関する知識もなく、子どもを産むことに不安な自分の姿を。

これが、アフリカでよく見られる村の現実です。
妊娠や出産が原因で世界では1日に830人もの女性が命を落としています。

 

国際協力NGO ジョイセフ  http://www.joicfp.or.jp

すべての女性が自分の人生を自らの意思で選択し、決定できる環境をつくるために    

地域の住民たちによる、女性のための持続可能な支援の仕組みをつくりあげることが重要です。

ジョイセフは、女性の命と健康を守るため、現地の政府やNGOと連携して活動を行っています。

ジョイセフが、開発途上国で、女性の命と健康を守る活動をしている理由

女性の命と健康が、特に途上国では「格差」によっておびやかされているからです。

世界中のすべての女性には、健康や性についての知識や情報を得て、自らの意思で人生を選択し決定する権利があります。

しかし、現状は違います。途上国では、さまざまな格差によって、今なお、女性であるがゆえに、命や健康が危険にさらされることがたびたびあります。

格差とは何か?ジェンダー格差、地域格差、経済格差、教育格差、医療格差など。宗教・民族・文化・慣習など、女性を取りまく環境が命の格差を生んでいるのです。

これらの格差によって、今も、途上国の多くの女性が、早婚・若年妊娠・教育機会の喪失・家庭内暴力(DV)・性暴力・人身売買・望まない妊娠・性器切除などによって、命や健康がおびやかされています。

 

    2013年、男女格差指数ランキング(世界経済フォーラムWEF)で、世界136カ国中105位という日本。世界を知ることで自分自身を見つめ直すきっかけになればと考えます。

日本の年代別の人工妊娠中絶数(内閣府男女共同参画局資料・平成24年度より)は20歳未満より、30歳代の方が多く、「おとな」と思われている30歳代でも、望まない妊娠が多いことが分かります。「おとな」も改めて、性について学ぶ必要があります。

自分の体を自分で守っていくために、ジョイセフで途上国の妊産婦と女性の命と健康を守る活動をされている浅村さんに、お話をうかがいます。

連続学習会 あなたの「からだ」守れていますか?

第2回 女性の健康とおとなの性教育 

~じつは日本のほうが途上国?~

2016年2月6日(土)14:00~16:00

 武蔵野スイング・スカイルーム(武蔵境駅北口 スイングビル10階                         

 講師 浅村里紗さん(ジョイセフ人材養成グループ長)

国際協力NGO ジョイセフ  http://www.joicfp.or.jp

おいでください。

参加費無料 資料代500円

保育あり(要予約 先着5名まで 保育料1000円)

(チラシは12月10日のホームページにも掲載)