18歳選挙権!若者の政治参加を広げよう …高校生の教材は?

公職選挙法改正で70年ぶりに参政権が拡大、今年の参院選は、高校生でも投票できる初の選挙となります。「主権者教育」「シティズンシップ教育」が注目されています。

ネットメンバーの息子さん(都立高校生)が、学校から教材をもらってきたのを見せてもらいました。教材は3つです。受け取った時期が高3の12月ということもあり、教材を受け取っただけで、特別な授業はしなかったそうです。 

政治や選挙等に関する高校生向け副教材等
日本の未来1、副教材「私たちが拓く日本の未来」 ~有権者として求められる力を身に付けるために~

発行:総務省・文部科学省

しっかり教科書です。解説編、実践編、参考編にわかれ、選挙制度のほか、模擬選挙、模擬請願など私たち大人が習わなかったしくみも書かれているので、一度読んでみてください。

こちらから、全ページ見ることができます。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shukensha/1362349.htm

 

2、広報リーフレット「有権者になることについて考えてみよう!」

  • 国民主権
  • 選挙権年齢の引き下げへの期待
  • 有権者として身に付ける資質 ○課題を多面的・多角的に考え、自分なりの考えを形成していく力○根拠をもって自分の考えを主張し説得する力○日常生活のあらゆる場面で、自らの意思を示し、その決定に関わる力
  • ◇選挙制度について確認しよう▪ 選挙権拡大の歴史  ▪国・地方の選挙における定数や任期について ▪選挙運動 ▪政治的活動◇Q&A    など

4ページだてのリーフレットで、あまり魅力的なものではありませんが、

Let’sすたでぃ選挙 -「選挙」について話をしよう!―

より抜粋して作成されたものです。ホームページは読みやすいです。

こちらからご覧になれます。 http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/vote/lets-study/

問い合わせ先:東京都教育庁指導部高等学校教育指導課

池上彰

3、副教材「池上彰の選挙に行くってそういうことか!」

息子さんは「池上さんの解説がわかりやすくていい」とおすすめでした。(全31ページ)残念ながら、ホームページから見ることができないので、1ページだけスキャンしたものをご覧ください。(クリックすると大きく表示されます。)

発行:公益財団法人明るい選挙推進協議会   http://www.akaruisenkyo.or.jp/

池上さんは語ります。

18歳からの選挙で日本が変わる!あなたは選挙の投票に行っていますか?

行かないと自分が行かなくても大きな影響はない、そう思っているかもしれません。ところが、いまの日本の政治は高齢者ばかりに目が向いています。選挙権が18歳から変わることで、日本の未来は大きく変わるかもしれません。それはなぜか、一緒に考えましょう。

大人の私たちもわかってないことがたくさん!