お肌と環境にやさしい石けんを 

手を動かしながら、楽しそうな会話が続きました。

武蔵野・生活者ネットワークが所属している生活クラブ運動グループ地域協議会の企画「お肌にやさしい石けんをつくろう」をのぞいてきました。

寒くて乾燥するこの季節、「お肌しっとり♪オリーブオイル&はちみつ入り石けん」をみんなでハンドメイドする企画です。

1月29日けやきコミセンでは石けんをおろし金でおろしたり、はちみつやオリーブオイルを混ぜたり、十数人が楽しそうに石けんをハンドメイドしていました。隣の部屋では託児の子どもたちもワイワイ楽しそう。1時間ほどでおいしそうな(?)石けんが出来上がりました。使うのがもったいないような石けん、お肌のために環境のために大切に使いましょう。

  生活クラブ運動グループ地域協議会では未来の環境を守っていくために、「せっけん」を使う活動を続けています。天然の油脂とアルカリが原料のせっけんは、水中での分解も早く環境への負荷が少ない洗剤です。一方、合成洗剤の多くは石油からつくられ、水中での分解に時間がかかります。また、香料や蛍光増白剤、合成界面活性剤(国が定めるPRTR法で「有害化学物質」と指定を受けた)などが含まれています。赤ちゃんや敏感肌の方にとっては、アレルギーなどを引き起こす原因となるともいわれています。さらに、魚などの水棲動物の生態系への影響も心配されています。私たちは次世代を生きる子どもたちに豊かな自然と清らかな水資源を残し未来につなげていきたいと願っています。

武蔵野市ではまずはコミセンや公共施設で使う人が選べるように、今ある合成洗剤の横に、石けんも置いてほしいと提案していきたいと考えています。