「憲法解釈の変更による集団的自衛権行使の容認に反対する意見書」可決

 旧聞に属しますが、武蔵野市議会では、6月26日「憲法解釈の変更による集団的自衛権行使の容認に反対する意見書」を賛成多数で可決しました。賛否は次のとおりです。

○ 賛成 14名
民主生活者ネット4人(蔵野恵美子 西園寺みきこ 深沢達也 川名ゆうじ) 共産党3人(橋本しげき しば みのる 本間まさよ) 市民の党3人(山本ひとみ 斎藤シンイチ 山本あつし) むさしの無所属クラブ3人(前田秀樹 ひがしまり子 小美濃安弘) 会派に属さない議員1人(内山さとこ)

○ 反対 8名
自民党3人(きくち太郎 高野恒一郎 近藤和義) 公明党3人(田辺あき子 小野正二 落合勝利) 市議会市民クラブ2人(土屋恵美子 桑津昇太郎)
 
14対8でした。(議長は採決に参加しません。 武蔵野市議会は定員26ですが、現在欠員が3名なので、23人となっています。その理由はこちらまで) 

7月1日 三鷹駅北口にて

 この結果をうけて、意見書に賛成した武蔵野市議会の超党派の議員が7月1日に三鷹駅北口で街頭宣伝を行いました。チラシ配りに参加した生活者ネットのメンバーによると、受け取りはとてもよかったそうです。

  ○○のひとつ覚えのように「国民の生命と財産を守る」と安倍首相は解釈改憲に踏み出しましたが、法律の裏付けがなければ効力はありません。これから始まる国会論議で主権者が誰なのかを、彼に知らしめなければなりません。国会議員の覚悟と見識が問われます。私たち主権者も同様です。

東京新聞 2014年7月28日 朝刊より 

意見書のpdfはこちら
武蔵野市議会のwebサイトはこちら
「集団的自衛権は他人のけんかを買うこと 元自衛官 平和を説く」
2014年7月28日 東京新聞 泥憲和さんの記事はこちらです。 
videonewscom「国会質問で見えてきた集団的自衛権論争の核心部分」(木村草太、神保哲生、宮台真司)YouTubeはこちら。