第五期基本構想・長期計画の策定が始まります

〜生活者ネットワークの政治は「市民が主体でつくる政治」さまざまな枠組みで私たちの意見を伝えていきましょう〜

武蔵野市で「第五期基本構想・長期計画」の策定が始まりました。(下記リンク先を参照)

完成予定は平成23年度末。平成24年から33年度(2012〜2021年度)の総合計画に相当します。2010年生まれの赤ちゃんが、小学5年生になる頃までの武蔵野市を見通した計画を作るのです。

1.市民参加で策定します
策定の第1弾は、公募市民10名による「武蔵野市の将来を考える市民会議」です。7月26日(月)その第1回が行なわれました。市民委員のお名前は以下の通りです。
石黒愛子(いしぐろあいこ)さん(緑町)
岩瀬真実(いわせまさのり)さん(吉祥寺南町)
小川靖史(おがわやすし)さん(吉祥寺北町)
小倉成美(おぐらしげよし)さん(吉祥寺北町)
作部径子(さくべみちこ)さん(吉祥寺東町)
島野秀教(しまのひでのり)さん(中町)
谷川慶子(たにがわけいこ)さん(中町)
西川伸起(にしかわのぶき)さん(中町)
西村まり(にしむらまり)さん(吉祥寺南町)
古田弘二(ふるたこうじ)さん(西久保)

2.傍聴に行こう
この市民会議は5回開催され、2回目以降の日程は以下の通りです。
8月12日(木) 8月25日(水) 9月17日(金) 9月28日(火)いずれも19時〜21時
場所は現時点では未定。市報をご覧になるか、市役所企画調整課60-1801にお問い合わせ下さい。
傍聴はOK。先着順で。発言は不可ですが、紙面による意見提出は可能です。ぜひ傍聴して、意見を反映させましょう。

3.プラーヌンクスツェレ(無作為抽出による市民参加)
策定作業は、上記の市民会議だけではありません。3回の「無作為抽出によるワークショップ」が予定されています。これは、住民台帳から無作為に抽出した各回1,000名の市民に案内状を出し、その中から手を挙げてくださった方(50名程度を予想)で、テーマに沿った意見交換を行なうものです。「積極的に意見を言う市民だけが市民ではない。サイレントマジョリティ(もの言わぬ市民の声)をすくい上げよう」という考え方で、三鷹市始め、多くの自治体で実施されている方法です。
 もしあなたに通知が来たら・・・スルーしてしまうのではなく ぜひ手を挙げて、ワークショップに参加しましょう。

4.多様な市民参加の枠組み
パブリックコメント・関係団体市民会議・圏域別市民会議など、私たちが意見を出すための多様な方法が用意されています。
http://www.city.musashino.lg.jp/cms/kouhou/shiho/00/01/44/archive/14485-1.pdf
「小さな子どもがいて夜の会議には出られない」「遠くには行けない」という方、市報を見て意見を出してみてください。自分の意見が採用されたら、とっても嬉しいですよ!
 また、基本構想・長期計画の市民会議だけが、市民参加の場ではありません。分野別の個別計画(環境市民会議・住宅マスタープラン策定委員会など多数)の策定では、現在ほぼすべて、市民委員を公募しています。傍聴も可能です。
定例議会や委員会の傍聴も、敷居が高いという人もありますが、難しいことではありません。

5.市民会議の経緯
2006年9月、武蔵野市では初めての試みとして、100人の公募市民(実際は97人でスタート)による市民会議が開かれ、第四期長期計画調整計画の策定につなげました。このときの市民委員経験者は、その後多方面で市民活動に関わっています。「自分たちのまちは、自分たちでつくろう」と活動しています。

6.意見を言うだけでなく
「武蔵野をこんなまちにしたい!」と夢を語り、「あれはイヤっ」と意見を述べることは、市民参加の第1歩。生活者ネットワークの政治は「任せる政治」ではなく、「つくる政治」です。意見を述べたらそれっきりではなく、本当に実現しているのか? 前進しているのか? 市報をチェックする、議員の議会報告を聞く、インターネットで武蔵野市のホームページを調べる。できる範囲で関わっていきましょう。自分たちが納めた大事な税金が、きちんと使われているか、関心を持ちましょう!