中学校給食

中学校給食の実施について教育委員会で検討されています

 平成4年に教育委員会では中学校給食に自校式・ランチルーム設置・選択メニューを満たさなければ、教育的見地から実施すべきではないと結論づけました。
 時がたち本年2月の教育委員会に中学校給食の実施に向けて検討して欲しいとの陳情が2件出されました。どちらの陳情の内容も、社会状況の変化とともに子どもの食をめぐる状況の変化により、心身の成長の著しい時期に質を確保した給食を食べる事の重要性を訴えておりました。また、食育を重視し、子どもたちの生涯を通じ健全で安全な食生活を実現できるように、食の安全性、食事と疾病との関係、食文化等を給食を通し学んでいくことができる機会になるよう期待する旨の陳述でした。
 教育委員会でも社会状況の変化や全国の中学校で給食が80%以上実施している現状も踏まえ、新たな方向性を探る検討をはじめることを申し合わせました。
 2件の陳情も採択され中学校給食は新たな一歩を踏み出すことになりました。4月には公募の市民を交えた検討委員会が発足します。中学校給食を食育を重視し現在の小学校給食の質を確保し、地域と連携したものになるようネットでもしっかり関わっていきます。